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2008年10月 4日 (土)

日暮らし(上・下巻)

Htbookcoverimage Htbookcoverimage_2宮部みゆき 『日暮らし』(上・下巻)講談社

佐吉はお恵と所帯をもち、おでこは何やら悩みを抱え、芋洗坂では子盗り鬼が出ると噂の屋敷があり・・・今回もいろいろと含むところありの短編から始まり、そして舞台はメインの「日暮らし」へと移行していく。

<日暮らし>

佐吉の母である葵が湊屋宗右衛門に囲われていた屋敷で死んだ。

下手人に挙げられたのはなんと佐吉!

何でも現場に居合わせ、そのままひっくくられたとか。

葵を殺したのは本当に佐吉なのか?

葵を恨んでいたおふじなのか?

それともまったく別の第三者か?

その謎を、ぼんくら同心井筒平四郎と、その養子候補であり超美形少年の弓之助が解き明かす。

『ぼんくら』の続編。

***

面白うございました。

前回に引き続き、井筒の旦那と弓之助が大活躍します。

また不埒な男をひっ捕まえるとき(「なけなし三昧」)には、弓之助の従姉のおとよという子も活躍します。

鉄瓶長屋は解体してしまいましたが、そこの元住人たちはそれぞれにまた新たな人生を歩みだしました。

そんな矢先の「葵殺害事件」。

いったい誰が葵を殺したのか?

どうして葵は殺されなければならなかったのか?

真実を解き明かそうとする中で明らかになる湊屋の秘密etc

上下巻とまたボリュームたっぷりですが、絶対損しない作品だと思いますhappy01

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コメント

宮部さんの時代物、おもしろいですよね。
でもときどき、「日暮らし」と「ぼんくら」が頭の中で
ごちゃごちゃになってしまいます(^-^;

投稿: ひなた | 2008年10月 4日 (土) 17時45分

ひなた様
はい、私も宮部さんの時代物は大好きです。
確かに『ぼんくら』と『日暮らし』は切っても切り離せないものですよね。
私も時間が経ったらどっちがどっちだったか、あやふやになってしまうかもですcoldsweats01

投稿: じょせ | 2008年10月 4日 (土) 22時41分

じょせさん、読まれましたね。
楽しんでいただけたようで、何よりです。
「ぼんくら」でいまひとつスッキリしなかったものが、「日暮らし」ですべて解決されたような気がして、好きでした。

投稿: まゆ | 2008年10月 7日 (火) 10時35分

まゆ様
『日暮らし』では、佐吉さんのお母さんの葵さんについてもう少し書いて欲しかったなあと思うところはありました。
「子盗り鬼」のところで、お六を気遣う葵は確かに好印象でしたが、佐吉のことを内心ではどう思っていたのか、葵さんの本心がもう少し聞きたかったです。そして湊屋宗右衛門さんの気持ちも・・・
なんて贅沢ですかね(笑)

投稿: じょせ | 2008年10月 7日 (火) 11時49分

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