« 本免試験(学科)受けて参りました | トップページ | 内定式 »

2008年11月22日 (土)

堪忍箱

Htbookcoverimage 宮部みゆき『堪忍箱』新潮社

蓋を開けたら最後、この近江屋に災いが降りかかる…。決して中を見てはいけないというその黒い文箱には、喪の花・木蓮の細工が施してあった―。物言わぬ箱が、しだいに人々の心をざわめかせ、呑み込んでいく表題作。なさぬ仲の親と子が互いに秘密を抱えながらも、寄り添い、いたわり合う「お墓の下まで」。名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇。人生の苦さが沁みる時代小説八篇。(抜粋)

***

この時分にふさわしいと言いますか、切ない話が詰まった一冊でした。

私が好きだったのは、「お墓の下まで」。

血のつながっていない家族。

つつましくも幸せに暮らす彼らだったけれど、それぞれに打ち明けられない秘密を抱えていた。

皆が家族と一緒にいるために吐き通した嘘、嘘、嘘。。。

幸せな生活の裏には実は大きな闇があるという切なさが、胸を打ちました。

|

« 本免試験(学科)受けて参りました | トップページ | 内定式 »

作家ま行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 本免試験(学科)受けて参りました | トップページ | 内定式 »