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2009年1月31日 (土)

『世話焼き長屋』

Htbookcoverimage 池波正太郎・宇江佐真理・乙川優三郎・北原亞以子・村上元三『世話焼き長屋』新潮社

猫ばかり可愛がり、女房をないがしろにする夫。

娘の支度金のために都都逸名人と勝負する夫。

暴力・へ理屈ばかりのダメ夫。

弟子に妻を取られた夫。

父親の残した借財を律儀に返し続ける夫。

人情伺える時代短編集。

***

どの作家さんも初めての方々ばかりでした。

どの作品も読みやすかったですが、私の中で一番印象深かったのは乙川さんの「小田原鰹」。

一番話に起伏があって、ダメな夫が最終的には人を助けて死んでいったところが感動的で、許せないような男だったけれど、奥さんもあの最期の姿を見たら少しは・・・でもやっぱり改心しても許せないものかな・・・

夫婦とは本当に複雑なものですねsweat02

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コメント

作者が色々なんですね。
なんだかそんな形も楽しそう。
出世する男は池波正太郎を好み、ダメなタイプは藤沢周平を好んで読むなんてことを小耳に挟んだことがあります。
私は藤沢派なんで夫の出世がイマイチなのはそのせいかなぁなんて思っておりました(汗)
これなら気軽に池波さんの世界が覗けそうです。

投稿: わった | 2009年2月 3日 (火) 11時36分

わった様
こんにちは。
私もこういったオムニバス形式のものはあまり読んだことがなかったので、少し新鮮でした。

>出世する男は池波正太郎を好み、ダメなタイプは藤沢周平を好んで読む
とは、なかなか面白い風潮ですね!
知りませんでした。
今後の参考にさせていただきますhappy01

私もまた機会があれば少しずつ池波さん、読んでいければと思っています。
わったさんもどうぞどうぞ、池波ワールドへ。

投稿: じょせ | 2009年2月 3日 (火) 12時23分

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