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2009年1月10日 (土)

『寝ても覚めても本の虫』

Htbookcoverimage 児玉清『寝ても覚めても本の虫』新潮社

大好きな作家の新刊を開く、この喜び!本のためなら女房の小言も我慢、我慢。眺めてうっとり、触ってにんまり。ヒーローの怒りは我が怒り、ヒロインの涙は我が溜め息。出会った傑作は数知れず。運命の作家S・ツヴァイク、目下の“最高”N・デミル、続編から待ち遠しいT・ハリスに、永遠の恋人M・H・クラーク・・・・・・。ご存知読書の達人、児玉さんの「海外面白本探求」の日々を一気に公開。(裏表紙より)

***

児玉さんの読書意欲はものすごい!

物を捨てられない性質のため、自家に所蔵する本の重さで床が沈むという、嘘のような話も笑えない事実。

こちらからすると、むしろ羨ましいくらいですが(笑)

本が好きな人ならこの情熱、絶対に理解できると思います。

この本の冒頭などは、まさに共感の極み。

>大好きな作家の新刊書の最初の頁を開くときの喜びにまさるものはめったにない。どんな話で、主人公はどういう人物なのか、読み始めのわくわくした気持と心のときめきはまさに最高の気分、つくづく幸せだと思う瞬間である。

少年時代はポケットにはいつも一冊の文庫本。

翻訳版が待てず、スーツケースに一杯詰めこんだ原書たち。

「あぁ、私も本に対する情熱を幾つになっても保ちたいものだ」

と思う今日この頃なのでした。

***

余談ですが、この著書の中に「赤玉ポートワイン」に触れられている件があります。

(これ、わかる人にはわかっていただけると思いますが)

児玉さんのワインデビューも赤玉ポートワインであったとかwine

でもワインの渋み、アルコールの強さにちょっとげんなりdown

私も、ワインなんて<葡萄ジュースにちょっとアルコールが入ったもの>なんて考えていたものですから、いざワインを口に含んだ瞬間、甘い期待がドンぐしゃりと打ち崩されたものでした(笑)

小説の中の登場人物たちは、本当に美味しそうにワインを飲まれますものねcoldsweats01

あの境地にはまだ至っておらない私なのですsweat02

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コメント

こんにちは。私は、この方が本の話をするラジオを聞いたことあります。
その時「警察の血」に関して、アツく語っていらしたのですが、その後割とすぐに私も読めたので、本当に本への気持ちを「共有」している気分になりました。

投稿: ほっそ | 2009年1月12日 (月) 13時22分

ほっそ様
やはり本好き同士、見えないつながりがあるようですねup

児玉さんは私よりもはるかに大先輩。
本書を読んでいて学ぶべきところが多々ありました。
児玉さんが読まれて面白かったと評されている作品を、私も是非一度読んでみようと思っています。

投稿: じょせ | 2009年1月12日 (月) 16時46分

じょせさん、遅くなりましたが今年もよろしくお願いしますね。

児玉清さんはかなりの読書家ですよね。
出演されている「週間ブックレビュー」を時々見てますが、博識ぶりが自然とにじみ出ている気がします。
この本も読んでみたくなりました。

投稿: はぴ | 2009年1月14日 (水) 09時51分

はぴ様
こちらこそ、遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。

「週間ブックレビュー」、私はまだ一度も拝見できていませんbearing
やはり児玉さんのこの本を読んだからには、一度は観てみなければですね!

投稿: じょせ | 2009年1月14日 (水) 11時33分

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