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2009年3月23日 (月)

『恋文の技術』

Htbookcoverimage 森見登美彦『恋文の技術』ポプラ社

京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。

無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。

手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ――

「一筆啓上」

「文筆万歳!」

男も女も、手紙を書くのだ!

(帯より大半抜粋)

***

森見さんの最新刊ですbook

書店の平積みのところで見つけるなり、即購入いたしました。

本作品は書簡体小説でございました。

私自身も、書簡体小説というのは初めての試み。心して拝読いたしました。

この本の主人公守田一郎は、ご都合主義で偏屈な、恋する大学生(笑)

→例えば、友人の恋を応援しているかと思いきや、いざ成就したと聞くとさっさと別れてしまえと言う偏屈ぶり。

「鬼軍曹」と呼ばれる先輩研究生から、お前はだめだと叱咤される日々に憂い、「私史上最悪厄介なお姉様」である大塚女史に、実験ノートとパソコンを奪われるという、悪質極まりないいたずらに泣き、かつて同じ研究室にて苦楽を共にした伊吹夏子氏に心奪われるsign05heart

愛しい彼女をゲットすべく、作家森見登美彦氏に恋文の技術を乞う。

アドバイスを受けるも、書いているうちに方向性を失い、結果完成にいたらず、また苦悩の日々・・・

世の草食男子たちも、たまにはこの主人公のように、恋文の一通でも書いてみようと試みてほしいものです。

私はまだ一度だって、恋文という心ときめくものをいただいたことがない(書いたことはあるが玉砕した(笑))。

たやすく恋文をもらえるほど私はモテ女ではないがsweat01、生涯にたった一度でもいいから、恋文を送ってくれるような文筆青年に出会ってみたいものだなあ。

注:本書には極めて頻繁に「おっぱい」という言葉が出てくるが、決してエロ本ではありません(笑)

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コメント

じょせさんは、購入されたのですね。
私は、例によって図書館に予約中です。
これまた、期待持てそうですね。
今から、楽しみ♪です。

投稿: 青子 | 2009年3月25日 (水) 19時56分

青子様
そうなのです、思わず買ってしまいました。
書簡体小説ではありますが、どのようなジャンルに踏み込まれようとも、森見ワールドは全開ですので、是非一読されてみてくださいhappy01

投稿: じょせ | 2009年3月25日 (水) 23時51分

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