作家さ行

2011年12月16日 (金)

『破戒』

島崎藤村『破戒』新潮社
父からの「(エタであることを)隠せ」という戒めをずっと守り抜いてきた瀬川丑松。
だが、心の中では敬愛する同じエタである友人には打ち明けたいとも思っている。
隠すか、話すか。
丑松は苦悩する。
***
秘密というものは、時に身を守りますが、一方で自身を苦しめることもあると思います。
秘密を持たずに生きるというのは無理なことですが、自分自身を苦しめる秘密は、できればもちたくないものです…

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2011年9月25日 (日)

『ブロード・アレイ・ミュージアム』

小路幸也『ブロード・アレイ・ミュージアム』文春文庫

舞台は1920年代のニューヨーク。

エディは、〈さえずり屋〉グッデイの案内で、ブロード・アレイ・ミュージアムを訪れる。

そこには、幼い受付嬢をはじめ、個性豊かなキュレーターたちと、いわくつきの芸術品が巻き込むちょっとスリリングなできごとが、エディを待ち構えていた・・・

***

なんとこの博物館は、芸術を愛するすべての人たちに無料で門戸が開かれていているという、実際にあったら本当にすごく素敵な博物館なのです。

どこかの富豪が、趣味でこんな博物館をつくってくれたりしないですかね・・・(笑)

なんていうかでも、フシギはフシギなままで放置されているといいますか、つっこまないところはつっこまない、物語の登場人物たちもあえて触れないみたいなところが、どこか淡白な印象でした。

なんで〈羽のある空飛ぶ象〉とかよりベーブ・ルースのホームランボールの方をいじるのさ!と思ったり。

私だったら、絶対そっちの逸話のほうが興味そそられるのになあ・・・

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2011年6月20日 (月)

再読『風の谷のあの人と結婚する方法』

この本を読んでいると、やっぱり行動って大事だなと思います。
▼勉強したことを生かして『行動』を起こさないと、世界は何も変わらない。▼
▼失敗したらアプローチを変えればいい▼
恐れるな、私!

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2009年9月10日 (木)

『レボリューション』

Htbookcoverimage 須藤元気『レボリューション』講談社

チェ・ゲバラがおんぼろバイクで親友と南米放浪の旅に出た

そして彼の足跡を追い求めて、須藤元気さんも親友(?)ニートのイトウくんと旅に出た

***

この本にも須藤さん語録がたくさんですhappy01

たとえば、

>「逆説的だけど、答えをみつけるために必要なのは、頭のなかから質問を消し去ることなんだ。疑うことがなくされば、どんなことでも可能になあると思う」

(イトウくんを旅に誘う場面より)

>最終的に人が必要とするのは、知恵ではなく覚悟かもしれない

(呪術師との出会いを経て須藤さんが思うこと)




私の心を捉えて離さぬ元気さん。

また図書館で他の本を探してみよnote

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2009年6月12日 (金)

『神はテーブルクロス』

Htbookcoverimage 須藤元気『神はテーブルクロス』幻冬舎

格闘界のファンタジスタとしてのイメージも強い須藤さんだけれど、実は非常に博識で、語彙のボキャブラリーも豊富、書道もやるし、ちょっとすっとんきょーな事も言ったりするおちゃめさんnote

私はマッチョな人が苦手なのだが、須藤さんは好きですlovely

須藤さんの文章はウィットに富んでいて、本当に面白いです。

志も素敵です。

こんな男性が近くにいたら、引っ込み思案な私でもがんばってアピールしてみたことでしょう(笑)

以下、私が読んでいてぐぐぐっときた箇所を抜粋。

>人間の魅力は、自分自身を解放すればするほど深まっていく。

 →これは決して全裸になれという意味ではないだろうと思う。

>恋は人を変容させ、ありふれた世界を変えてくれる。

 →ありふれた世界はローズピンク色に染まり、私の頬もチークなしで桃色に染まる。

>ゴキブリさんはダース・ヴェイダー氏に似ていると思う。その漆黒のフォルム。もしゴキブリさんに声があるとすれば、あの独特の呼吸音も出すであろうことは想像に難くない。

 →ゴキブリに「さん」付けとはなんと律儀な人なのだ、須藤さんcoldsweats02

>一人と孤独。前者は自分を高め、後者は精神を衰退させる。

 →「ひとり」を「独り」と思わなければ良いのだな、ふむふむ。

※緑字は、私の心の中での突っ込みです。

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